列黄鶺鴒見しをひと日の始めとす 高速の車列の尽きず鵙日和 稲雀一羽降りればみな降りぬ 木曾谷の底の集落花八ツ手 読まぬ家書増え十月も済みにけり 冬に入る中耳に蝉を棲まはせて 2015.11.04 03:45