黄鶺鴒見しをひと日の始めとす
高速の車列の尽きず鵙日和
稲雀一羽降りればみな降りぬ
木曾谷の底の集落花八ツ手
読まぬ家書増え十月も済みにけり
冬に入る中耳に蝉を棲まはせて
三という数は様々な意味を持つ数です。悪しき意味合いもありますが、良い意味で用いられることの多い数です。
「三光」はこの世に明りをもたらす太陽、月、星を指します。
「三達徳」とは、天下に通じる三つの徳、即ち智、仁、勇を表します。
「三益友」とは交わって利益のある三種類の友人、正直な友人、誠意ある友人、知識の豊かな友人を意味する言葉です。
「石の上にも三年」とも言います。三年も座れば石は暖まる、つまり辛抱すれば必ず成功するというほどの意味です。
我が『流ryu』は本号でもって発刊以来三年となりました。初心「飯田龍太先生の流れを引き継ぐ俳句を生み出す」を目標に更に努力していく積りでおります。
0コメント