香手櫛もて薫風髪に梳き込みぬ 一階の酢の香二階の涼気かな また別の顔を鏡に五月果つ 身中に睡魔棲みだす夏はじめ 瀬に淵に闇降るを待つ鵜飼待つ 火の粉浴び荒鵜潜るは生きる為 2015.06.04 01:20