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月刊俳誌 -流-
作品集
2012.12
始
一山のいのち一縷の冬の山 綿虫の飛ぶ意思のあり意思のなし 眼底にあり父の忌の白障子 まぼろしの山犬ならむ谿跳ぶは 雪雲のその一端の伊吹山 刃物町年の始めの鉄打ちぬ
2012.11.30 22:30