美濃と云ふ器へ夏の川注ぐ


旭光や飛び立ちさうな合歓の花

夏盛ん雲吐く山と吸ふ山と

捩花の捩ぢり疲れて夕日浴ぶ

化粧とは将に化け方四葩咲く

蟇出づる宙(そら)と交信するために 




毎朝のウォーキング。周囲2kmの池の途中の阿舎でベトナム人の若者と知り合いになりました。名前をズン君と言います。彼はスマホを見ながら日本語の勉強をしていました。

来日以来1年を越えているのですが、毎日工場で他の仲間と忙しく働くばかり。日本語に触れる機会が頻繁とは言えないため話す力は十分ではありません。しかし懸命に覚えようとする思いは感じられました。彼は30歳。国にお父さんと2人の兄弟がおり、お母さんは既に亡くなっているとのこと。

それで、少しでもズン君の日本語が上達するように毎日短時間ですが会話をしています。真剣に学ぼうとしている若者の眼は美しいものです。頑張れ、ズン君です。


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