若葉光尾張へ注ぐ木曾の水
水中の修羅を生むべく鵜の潜る
麗かや美濃を美州と云ふことも
緑濃し耳にラバーズコンチェルト
五月かな鳥の鋭声が交叉して
一脚の椅子買ひ座せば夏めきぬ
時は去る5月14日午前、所は東海道新幹線下り車中でのこと。
隣り合った二人の乗客の間で会話が始まりました。
女性「どこへ行かれるの?」
男性「岐阜県の関市です。そこの小瀬鵜飼を見に行くのです。友達が関市に住んでいて案内してくれるのですよ。」
女性「関市と言えば私の知り合いで俳句をやっている人がいますよ。清水青風さんというのですけどね。」
男性「えっ?その清水君のところへ行くのですよ!」
女性「えっ!」
嘘のような本当の話です。女性は「圓座」主宰の名古屋の武藤紀子さん、男性は横浜在住のF君。彼とは50年振りの再会でした。これぞ将にWhat a coincidence!でした。
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