碧潭へ水沈みゆく花の昼 

残雪の奥嶺を据ゑて葬の村 

卵黄に血の一点や春疾風 

日も風も諸手にあふれ四月かな 

下山してわつと姫著莪群生地 

母の日の近し静かな木が1本 




四月初めにツバメが飛来しました。以来毎日飛んでいる姿を目にしますが極端に数が少ないようです。

今年はツグミをよく見ました。昨年には姿を見ないと書いたのですが不思議なほど多く来ました。近づいてもなかなか逃げません。庭や田で餌をあさっている様子が可愛いです。

また今年は珍しくシメを見ました。45羽の群れが枯草に止まりながら飛んでいます。渡りの途中で下りてきたのでしょう。一週間ほどで北へ去って行きました。

田起こしの頃となりケリがやってきました。甲高い声をたてて飛び回っています。大変気の強い鳥で鳶や鴉を追いかけます。まるで戦闘機の空中戦を見ているようです。



0コメント

  • 1000 / 1000